このページでは Qt のちょっとしたテクニックをすこしずつ紹介していきます。
ディレクトリを選択したい場合は QString QFileDialog::getExistingDirectory(parent, caption, ...) を使うといいぞ。
詳しい使用方法はヘルプ参照。
使用例:QString dir = QFileDialog::getExistingDirectory(this, "HTML Docs Root Dir");
QTextCursor cur = plainTextEdit::textCursor(); でテキストカーソルを取り出し、
cur.movePosition(QTextCursor::End); で末尾に移動し、
cur.insertText(text); で、末尾にテキストを追加できるぞ。
QPlainTextEdit::setPlainText(const QString &) を引数 "" で呼ぶことで、QPlainTextEdit の内容をクリアできるぞ。
デザイナまたはコードで、MainWindow最大・最小サイズを指定します。
右下のサイズグリップは、デザイナで statusBar を選び setSizeGripEnabled のチェックを外すか、
QMainWindow 派生クラスコンストラクタで、statusBar()->setSizeGripEnabled(false); を呼びます。
QDialog 派生クラスをリサイズ禁止にするには、QDialog::setSizeGripEnabled(bool) を flase 引数を指定してコールします。
16進数文字列を値に変換するには QString::toInt(bool * = 0, int = 10) を利用します。
第1引数は変換が正しく行われたかどうかを返す時に利用します。必要無い場合は 0 を指定します。
第2引数で何進数かを指定します。16進数変換の場合は当然 16 を指定します。
使用例:
QString str = "1a"; int val = str.toInt(0, 16);
使用例:
QString str = "1ax"; // 16進数として不正な文字が含まれているとエラーになる bool ok; int val = str.toInt(&ok, 16); if (!ok) { // 変換できなかった場合の処理 }